身延道 |
駿河より甲斐に通じるルートは中世から近世にかけて3ルートありました |
河内路(カワチジ)・右左口道(ウバグチミチ)・若彦路(ワカヒコジ)の3ルートです |
ここでは一番西寄りの河内路をとりあげます |
その河内路も3コースあって富士川の岩淵筋・興津筋・そして戦国時代に武田氏が整備した由比筋 |
近世に至って身延山詣が盛んになり路肩に題目道標が多く建てられてきました |
その他の道祖神・馬頭観音や常夜燈などを辿って万沢で合流する3コースを歩いてみました |
参考にした資料は静岡県教育委員会発行の「身延街道」と国土地理院地形図です |
ただ当時の古道が不明な個所が多々ありやむを得ず現代の道を通ることもあります |
富士川(岩淵) 静岡県富士市岩淵 ↓ 地図上の距離 約46.4km 身延 山梨県南巨摩郡身延町 |
興津 静岡県静岡市清水区興津 ↓ 地図上の距離 約26.0km 万沢宿で岩淵筋に合流 万沢 山梨県南巨摩郡南部町万沢 |
興津宿 静岡県静岡市清水区興津 ↓ 地図上の距離 約15.6km 内房で岩淵筋に合流 内房 静岡県富士宮市内房 |
【参考文献】 「静岡県歴史の道ー身延街道ー」 静岡県教育委員会 平成10年3月 |