大みやみち(勢子辻〜富士山本宮浅間大社)



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明治2年(1869)に海すじを通る「東海道」が時に川止めにより通信機能が停止・遅延することを憂い


松浦武四郎は山すじを通る第二の東海道整備を提言しました。


その時に踏査した記録が『東海道山すじ日記』として残されております。


江戸(青山)から厚木を通り足柄峠を越えて御厨(御殿場)から十里木に登ります。


十里木の峠を越えて勢子辻までくると真っ直ぐに下りる「吉原みち」斜めに大淵村に下りる「大ぶちみち」


そして 勢子辻から西に向かい村山に向かう道と分かれ大宮(富士宮)の町に出る「大みやみち」


今回はこの勢子辻三叉路から一番上の「大みやみち」を富士山本宮浅間大社まで歩きました。






勢子辻                          静岡県富士市桑崎

     ↓          大みやみち           地図上の距離 約14.3km

富士宮(富士山本宮浅間大社)      静岡県富士宮市宮町






【参考資料】
          ・『東海道山すじ日記』 1869 松浦武四郎 原著 2001,8 宮本勉 編
          ・明治20年 大日本帝国陸地測量部 二万分の一地形図



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