箱根鎌倉古道(西坂)


概念図



日時・行程 
          2004年6月26日・7月10日・7月24日 
          三嶋大社 〜 願成寺 〜 旭ヶ丘 〜 老人福祉センター 〜 小沢分岐 〜 
          韮山辻 〜 山中関所跡 〜 山神社 〜 諏訪神社 〜 扇平 〜 林道 〜 
          芦ノ湖高原別荘地(鎌倉古道出口) 〜 芦ノ湖ゴルフ場 〜 箱根峠 


地図
          国土地理院地形図(三島)     コース概念図 
          国土地理院地形図(裾野) 
          国土地理院地形図(箱根) 



三嶋大社  願成寺  老人福祉センター  小沢分岐 


西坂コースは三嶋大社を出発点に箱根峠までとコース設定をした。本殿東側の住宅街から大場川に 
出て、下神川橋を渡ると願成寺が見える。やがてJR東海道線と新幹線の跨線橋があり先の旭ヶ丘 
団地の中を登っていく。山田小学校、老人福祉センターを右に見てぐんぐん登っていく。遠くに箱根 
連山を眺めつつゆっくりと歩を進めると舗装道路は二又に分かれ小沢分岐の標識が建つ。 



小沢分岐から韮山辻へ  韮山辻  韮山辻から元山中へ  元山中下から見た三島市街 


小沢分岐から左へ未舗装の細い道を行く。しばらくすると樹林帯の中、左側沢地からきた道と合流 
する。韮山辻だ。右側に道なりに進み元山中に向かう。視界がパッと開け振り返ると遠く三島の町並 
が見えている。 



元山中の山中関所跡  元山中から見た山中城方面  元山中上の山神社  山神社から諏訪神社へ 


開けた畑地の上に小高く盛り上がった所、元山中地区にある山中関所跡である。ここから南の方角 
山中城方面を望む。小田原攻め先発隊家康軍はここに陣を張り箱根越えしたようだ。集落のすぐ上の 
山神社。三島市教育委員会が整備した古道についての説明板を読み諏訪神社へと向かう。 



平安鎌倉古道の石碑  諏訪神社への道  諏訪神社  諏訪神社上の標識 


諏訪神社からは道標と石柱の標識に従って樹林の中を登っていく。グランフィールズゴルフ場の 
北辺を通り藪化した道を辿る。ここから先鎌倉古道出口の別荘地まで人家はなく、ひたすら桧と杉の 
間を登るのみである。 



諏訪神社上の藪化した道  扇平下の樹林帯  扇平  扇平上に建つ古道説明板 


所々藪に覆われた道を抜け扇平までは樹林帯の中。本道の横にずっと側道がついているが、16世紀 
当時のままであれば、家康の大軍が登るには何本もの道を工作しながら進んだに違いないであろう 
から不思議なことではない。ただ堀状になった登りは非常に滑りやすく雨の時は水路になったであろう。 
少し開けた扇平に着く。この上からはハイキングコースの看板が点々と見えてくる。 



扇平上の林道出合  林道上F地点までの道  F地点  Z地点下の凹状の道 


扇平の上標高550m地点に林道が通っていて、右方向に南下していくと箱根旧街道、現国道1号の 
見晴学園に出る。林道を渡り樹林に突っ込んでいく。やがて標高600m付近にF地点の標識が見えて 
くる。ここからやや上に山中城方面と書かれた道標が建っているが谷越えの間道だろうか。ここから 
先の地形はハーフパイプを思わせる道が続く。土の色は茶褐色より赤褐色に近いような硬くていかにも 
滑りやすそうだ。 



 Z地点 Z地点上の林道出合  林道上の標識  別荘地へ最後の登り 


ハイキングコースのZ地点にくる。ここはこのコース中で最後のエスケープとして考えていた地点だ。 
沢沿いに降りてE地点から少し南の林道上に出て国道1号に逃げることができる。Z地点を過ぎもう 
1本の林道に出合う。この林道を渡り再び古道は樹林の中に入っていく。ここからいよいよ最後の 
登りに入っていく。 



別荘地への出口  芦ノ湖高原別荘地  箱根旧街道への入口  箱根峠の駐車場 


標高700mを越えると傾斜は急になってくる。細い道をジグザグに登って別荘地の鉄塔が見えると 
もうすぐ出口である。1軒の別荘の脇を抜け洞穴から抜け出すように芦ノ湖高原別荘地に飛び出す。 
鎌倉古道西坂コースの出口であるここからは別荘地を通り抜け芦ノ湖ゴルフ場の下を歩いていく。 
だらだらと平坦になった舗装道路を20〜30分も行くと箱根峠の大駐車場が見えてくる。 



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