伊豆大仁・広瀬神社例大祭



撮影日   2015,  11,  3


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1 神社
          神社名     廣瀬神社
          所在地     静岡県伊豆の国市田京1−1
          創建       不詳(伝・天平年間)
          社格       旧県社
          祭神       溝?姫命(ミゾクイヒメノミコト) 他二神
          由緒       創建年代は不詳だが慶長元年(1596)の棟札によれば天正年間の
                    創立という。延喜式神名帳によると従一位廣瀬明神とある式内社で
                    ある。天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原攻めの際、韮山城と共に
                    焼失。慶長元年(1596)に再建、江戸時代は深沢神社として崇敬
                    された。明治28年(1895)より廣瀬と称する。明治32年(1899)
                    県社に列せられる。



2 祭典日程
          毎年11月3日 (訪問日 2016, 11, 3)
          【例大祭】 神輿巡行8:00広瀬神社出発 
                 (田京の山車2台がついて各地区の山車を出迎え)
                 田京1号は宗光寺・守木を回って田京駅北の踏切へ集合
                 田京2号は白山堂・御門を回って田京駅北の踏切へ集合
                 14:00集合地点出発(御神幸行列・稚児行列)
                 14:35広瀬神社到着(シャギリの競り合い)
                 15:15芸能殿にて田京式三番叟の奉納



3 山車・屋台 詳細      →  詳細ページへ
          田京1号      四輪高欄型人形山車(人形  神功皇后) 
          田京2号      四輪高欄型人形山車(人形  応神天皇を抱く武内宿禰)
          御門         四輪高欄型人形山車(人形  日本武尊)
          白山堂       四輪高欄型人形山車(人形  牛若丸と弁慶)
          守木         四輪高欄型人形山車(人形  新田義貞の稲村ヶ崎)
          宗光寺       四輪高欄型人形山車(人形  神武天皇)



4 所感     山車6台を伴い神輿が巡行する御神幸行列は朝8時に各地区の山車を迎えに     
          出発してしまうため集合場所で待ち受けようと午後から山車の撮影に向かう。
          12:30広瀬神社に行くために田京駅西側の市役所支所に車を駐車する。
          14時頃に田京駅北の踏切で2か所ずつの会所に迎えに行った田京の山車が
          集合することになっているため、それまでの間広瀬神社の社殿・境内を撮影する。
          13:30田京駅の方に戻り先の踏切まで行ってみる。田京の2号が白山堂を従えて
          御門の山車を連れて踏切までやってきた。しばらくすると北の方から神輿の後に
          田京1号と宗光寺・守木と3台の山車が来て踏切西側の交差点に集合した。
          14:00集合地点から御神幸行列・稚児行列が広瀬神社まで歩いていく。
          じゃらん、じゃらんと地面を突きながら数人の金棒ひきを先頭に猿田彦、役員、
          錦旗、楯、弓、五色旗、榊、氏子総代、神輿と続いていく。その中に親に手を
          引かれた稚児たちが数人入っている。そして、神輿の後に田京を先頭にした
          6台の山車が続いてきた。神輿は広瀬神社までくると拝殿前に安置され、
          上の道に整列した山車がそれぞれシャギリを行う。ここでやっと人形を一番上まで
          上げるのでやっと今回の目的であった人形の撮影ができた。
          大仁広瀬神社はかなり由緒のある神社で、神輿還御の後に奉納される田京式三番叟
          など見どころの多い祭礼ながら今回までよく知らなかった。実際に見学してみて
          古式に則った祭式を行ない、浪花屋七郎兵衛最晩年の山車人形があることに
          感激して三番叟奉納の途中であったがその場を離れた。



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