足柄古道(関本〜小田原)
日時・行程 |
2006年3月25日 |
大雄山駅(南足柄市) 〜 生駒足形社 〜 山崎交差点 〜 駒千代橋 〜 |
塚原駅入口 〜(岩原城跡) 〜 相模沼田駅入口 〜 (八乙女神社) 〜 |
(沼田城跡) 〜 上多古交差点 〜 飯泉入口交差点 〜 井細田中央交差点 〜 |
小田原大橋交番前 〜 小田原今井陣場跡 〜 小田原駅(小田原市) |
地図 |
国土地理院地形図(関本) ゼンリン地図(南足柄市) |
国土地理院地形図(小田原北部) ゼンリン地図(小田原市) |
大雄山駅隣の駐車場 | 県道74号を小田原まで9km | 県道74号を南下して行く | 中沼から見た矢倉岳・足柄峠 |
第5回目は関本から小田原へ。国道246号から山北を経由して南下。関本に入り、伊豆箱根鉄道 |
大雄山駅の南側に大きな市営の立体駐車場がある。ここまで車できて本日はここが出発点である。 |
駅から県道74号に入らずに直進すると道了尊で有名な大雄山最乗寺。しかし今回は寄り道せずに |
ひたすら小田原に向かって歩を進めた。南下して途中から見える矢倉岳や足柄峠はもうかなり遠い。 |
生駒前の緩い上り坂 | 生駒の足形社と馬頭観音 | 馬頭観音の石碑 | 足形社馬蹄形に穴のあいた石 |
20分程行くと切通し状の緩い上り坂。ここを越えて右側、生駒の足形社がある。やや小高く盛られた |
ような境内は石製の小祠と共に2基の馬頭観音があり、また馬蹄形に穴のあいた大きな石が見ら |
れる。これは伝説によると源頼朝の愛馬磨墨(するすみ)の足形という。そして磨墨がここの産とのこと |
であった。 |
生駒と足形社の説明板 | 山崎交差点 | 狩川の駒千代橋からの矢倉岳 | 塚原駅入口から岩原城跡へ |
一通り説明板を読んでから出発。5分で山崎交差点に着く。信号を左折すると小田急線栢山駅 方面、 |
さらに直進して狩川を渡る。山崎交差点から8分で塚原駅入口交差点。ここで寄り道をする。交差点を |
右折、道なりに入って行き消防分署の先に小さな看板が立っている。見落としがちな標識である。 |
坂を上り城跡入口の標識 | 岩原城址 | 大森氏の墓石 | 岩原城郭想定図 |
小さな看板を頼りに入ってみると、いかにも館跡と思えるような盛土の真ん中に岩原城址の標柱。 |
岩原城想定図と大森氏についての説明板が建てられていた。南端に立ってみると南の方角が開けて |
小田原方面がよく見える。大森氏の墓石に手を合わせ県道に戻る。 |
岩原城跡説明板 | 県道74号相模沼田駅入口 | 八乙女神社 | 八乙女神社上の沼田城跡入口 |
岩原城址往復の所要時間約20分。元の塚原駅入口からまた南下を始める。およそ15分で相模沼田 |
駅入口の信号。K字路になった交差点を右折して、また少し寄り道をする。今度は沼田城跡を見学。 |
交差点から入って10分、住宅地の細い道筋がやや複雑になってはいるが、神社の屋根を目指して |
入っていく。さらに神社西側の高台が沼田城であろう。神社参道を戻り高台の南側を回りこむと城跡 |
入口の標識が金網に貼ってあった。 |
沼田城跡 | 県道74号小田原市に入る | 上多古交差点を直進 | 県道720号飯泉入口を直進 |
沼田城跡は標柱の建つ郭跡をはじめ堀割等見るべきものが残されている。ただ郭跡も農地になって |
いるので史跡としての保存ではない。八乙女神社、沼田城跡見学で約30分かかる。また元の県道 |
74号に戻って進む。やがて市境でいよいよ小田原市に入る。さらに20分程歩いて、上多古交差点。 |
県道74号はここで右に折れ久野方面に向かっている。ここで小田急線のガードをくぐって直進すると、 |
道路標示は県道720号に変わってくる。10分歩いて飯泉入口交差点で国道255号を横断して行く。 |
県道720号井細田Y字路を左へ | 小田原大橋交番前交差点 | 大橋交番南の今井陣場入口 | 今井陣場跡 |
もうすっかり小田原市街地になった。5分行って井細田交差点のY字路を左方向に。やがて左右に |
大きな富士フイルムの工場があり、JR東海道・新幹線のガードをくぐって小田原大橋の西側に出る。 |
酒匂川に架かる小田原大橋交番前交差点に来れば今日のゴールはもうすぐそこである。交番前を |
渡り50mくらいか右手に今井御陣場跡入口の立看板があり細い道を入っていくと大きな石碑と社殿。 |
社殿は今井権現で東照宮であり、社殿前に今井陣場跡の大きな石碑であった。足柄古道として |
沼津(長泉)から足柄峠を越えて関本に下り小田原今井陣場まで5回に分けて歩いてきたコースも |
ここで完了する。 |